【記 録】
（１７日）
夜の秩父街道は暗い。直前に夕立ちがあったのだろうか。路面がぬれている。大洞林道の途中で先行の車を捕捉する。雨で路面に出てきた枝や石を取り除きながらゆっくり進む。ありがとうございます。
5：00ころ仮眠から目覚めると先行の車のメンバーはもういない。早い。井戸沢は２週間前より増水している。２人パーティーに追いつかれた。井戸沢本流を遡行するとのこと。長いぞ！
我々は栂の沢なのでゆっくり行く。増水した沢をジャブジャブしながら、それでも13：30には栂の沢出合いに到着。適度に登れる滝とジャブジャブ入れる釜は本当に楽しい。これで沢山イワナが釣れればもっと楽しいんだがなあ。今回は竿は持っていかなかった。
先行のおじさんたちが快適な幕地を占拠し釣りをしている。混ぜてとも言いづらく隣を完璧に整地して幕営する。さあ焚火だ！3：00ころからはじめたので、私は20：00にはお休み。残りのメンバーはきれいに薪を燃やしてから就寝。
（１８日）
栂の沢は平凡な沢。上部は倒木が多く歩きづらい。早めに左の稜線を目指すとそのまま三ツ山の頂上へ。鹿道が縦横無尽に走り歩きやすい。
２週間前より先の看板があるあたりから狼谷を下降。こちらのほうが2週間前の手前の下降路より歩きやすかった。荒沢谷に合流して下降するもやはり長いなあ。
途中モデルと思しき女性を男２人と女性１人がサポートして登ってくる。さすがに山スカは履いていなかった。山渓か岳人？栂の沢にしても下山は16時をすぎてしまった。井戸沢の完全遡行にはまだ力量不足かな。
駐車場に戻ると、昨日の井戸沢組もちょうど到着。惣小屋沢か惣小屋尾根を下降してきたようだ。大高ゅは両目を糠蚊に刺されて大きくはれ上がって別人のようだ。恐るべし糠蚊！虫よけを全くつけないバタコはんは平気！妖気でもあるのだろうか？
井戸沢は酷暑の日にはもってこいの沢。どんどん行くべし。
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